資産形成のために、とりあえずつみたてNISAを始めたけど、
選ぶファンドに迷ってしまっている方向けの内容です。
結論からいうと
つみたてNISAのファンド選び迷っている方には
全世界株式系(オルカン、雪だるま、楽天VT等)のファンドをおすすめします。
理由は、投資の知識がなく、よくわからないという人でも、
世界経済の成長が続く限り、損をしにくく利回りの恩恵が受けやすいから、です。
つみたてNISAと全世界株式系の相性の良さ
現在、米国株式(S&P500等)が圧倒的に強く人気ですが、
読んでいる方が、経済の動向などを見て意思のある投資ができる方であれば、
米国株式が正解に近い選択肢になると思います。
ただつみたてNISAやiDeCoなど、非課税枠の恩恵がある場合においては、
全世界株式がベターだと考えています。(ベストではないです)
理由を述べていきます。
if:新興国株式が強い未来が到来した場合
例えば10年後中国やインドなど、アジアの企業の成長が著しく、
米国株式➡︎新興国株式の割合を高めたいとなった場合、
米国株式ファンドを売却➡︎新興国株式ファンドを購入という手段がありますが、
つみたてNISAの制度上、非課税枠が年間40万円と決まっているので、
改めて購入した金額分、非課税枠を消費します。
また残り10年間残っている非課税の資産を放棄することにもなります。
(通常の投資信託と同じになってしまう)
再購入にせず、それ以降積み立てるファンドを変える事でも対応できますが、
ポートフォリオの比率を変えるのには時間がかかり、
新興国株式のリターンの恩恵が薄まってしまうことも予想されます。
(それでも米国は上げ続けると思います)
全世界株式系ファンドならどうなるか
全世界株式系のファンドの特徴として、
世界中の株式で投資比率のメンテナンスをしてくれます。
米国株式が強い時は米国株式の比率が上がり、
新興国株式が強い時には新興国株式の比率が上がります。
上記のifの世界になった場合でも、新興国株式の比率が上がり、
もし米国が強いままでも、米国株式の比率が高いままなので、
非課税枠の消費/放棄をせずに情勢に合わせたメンテナンスがされ、
ある程度のリターンが期待できます。
(大きいリターン!という人は勉強が必要!が持論です)
非課税枠を活かして、20年間ホールドになりがちなつみたてNISAは、全世界株式系ファンドとの相性が良いです。
リターン以外の恩恵も多い
手間なくほったらかせる
投資はリターンも大事ですが、資産形成の意味合いの強いつみたてNISAでは、
長期管理の手間としてのコストも考える必要があると考えています。
全世界株式系のファンドは情報収集する必要もなければ、
売買タイミングを考える必要もないので、
資産運用にかける時間がほとんどありません。
加えて最初の積立設定の手続きまで終えてしまえば、
もしあなたが投資に興味を持たなくなり飽きたとしても、
5年後も10年後もそのままで、
世界の経済成長の恩恵を受けつつ、
そこそこの資産運用ができてしまいます。
仕事で忙しい方も、趣味で忙しい方も、適当に生きてる方も、
人生を存分にエンジョイできます。(エンジョイ!)
ストレスフリーな投資ができる
米国のニュースを見て、株価上がるんじゃないか?という期待や、
株価下がるんじゃないか?という不安がなく、メンタルが平穏です。
中国のハイテクがすごい!というニュースで、
新興国株式買ったほうが良いんじゃないか!?
といった誘惑や悩みもなく、メンタルが平穏です。
世界平和を祈るようになる
慈愛に満ちた人生になります。(半分本当で半分嘘です)
慈愛に満ちすぎて定額寄付も始めました。(本当です)
まとめ
始める前が最高に悩むタイミングだと思います。
投資する決断をしたのであれば、
つみたてNISAは今は早く始めた方がお得ですので、
初手として損をしにくいファンドをおすすめしました。
投資の知識に自信がなく、迷うのが嫌いで、決めるのも苦手で、
飽きやすく、自分の好きなことを我慢できない自堕落的な人(私です)には、
ぴったりなファンドではないでしょうか。
そういう私もオルカンの民です。
みなさんと一緒に世界平和を祈れることを楽しみにしています。
以上、みなさんの人生の判断材料となれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。