リーダーのお仕事

【リーダーのお仕事】素材から料理を考える

みなさんのチームはどんなメンバーがいますか?
みなさんとうまくチームを運営できてますか?

私の職場ではチームの人事は自分たち決めることができなく、
「教えてもできない」
「自分から動いてくれない」
「あっちのメンバーが羨ましい」
など、チームの人に悩むリーダーが多いです。
そういったリーダー達にアドバイスしている内容をシェアします。

  1. リーダーは料理を決められる
  2. 料理にこだわりすぎると素材が活きない
  3. リーダーは素材を理解する努力と料理を変える判断をしよう

チームは料理、人は素材。

チーム運営に悩んでいるリーダーと、
その素材で美味しいカレーできる?
と言う話をします。
素材はチームのメンバーで、調理する人はリーダーに例えてます。

例えばリーダーがカレーを作りたいと思っても、
素材に豚肉はあるけど、こんにゃくとか、ごぼうとかがいたりすると、
なかなか美味しいカレーを作るのって難しいですよね。

それでも美味しいカレーを作る人はいると思いますが、
相当な研究や試行錯誤をして素材を追求する時間が必要です。

素材に合わせて料理を考える

そもそも素材を知らずにカレーを作ったとしても、美味しいカレーはできません。

知っていたとしても素材のポテンシャルはそうそう変わりませんし、
それなら料理を変えて、まずは素材が活きる豚汁を作ったほうが、誰でも美味しくできます。

チームでも、
「理想とするチーム運営」(カレー)を考えても、
「メンバーの性質」(素材)を活かしきれないのであれば、
成果の出るチームを作り出すことは難しいかもしれません。

それであれば、メンバーに合わせたチーム運営(豚汁)に、
リーダー(調理する人)が仕組みを変えたりする方が、
より良い成果(デリシャス!)を残すことができるのではないでしょうか。

「教えてもできない」メンバーの、
「教えなくてもできる事」ってなんですか?

「自分から動いてくれない」メンバーの、
「ほっといてもやってくれる事」ってなんですか?

しっかりメンバーを見て、話して、
どんな素材なのか見極めてみましょう。

まとめ

得意や不得意は、人それぞれです。
同じような社内研修を受けても、その性質はなかなか変わりません。

リーダーはルールを変えることができます。
リーダーがメンバーの良く動くイメージを固めて、
枠組みを変えたり、仕組みを変えたり、上手に采配できると、
どんなメンバーのチームでも、良い仕事ができると思います。

もしチームのメンバーの動きが良くないと思う方は、
諦めずにその人に興味を持って接してみてください。
物凄い旨味を持った人材かもしれません。

 

以上、みなさんの人生の判断材料となれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。