リーダーのお仕事

【リーダーのお仕事】ステークホルダーをチームビルティングに繋げる

私の職場は200名以上在籍していますが、
直接会話したことある人は4割程度だと思います。
あえて全員とはコミュニケーションを取らない様にしているので、
その理由をステークホルダーの考えを通してシェアできればと思います。

  1. 自分のステークホルダーを設定しよう
  2. ステークホルダー意識してチーム設計をしよう
  3. ステークホルダーの考えをチームビルディングに活かそう

ステークホルダーについて

ステークホルダーって何?

ステークホルダーって企業の理念とかでよく聞く言葉です。
簡単に言うと利害関係者。
例えばエンドユーザーは勿論、株主、従業員、地域、
パートナー企業と言う名の下請けとかです。

ステークホルダーがある意味は?

会社はどの様な社会貢献をしていくのかポジショニングが明確になります。
株主ばっかり見れば良いのであれば、
従業員の給料削って原価下げて配当上げれば良いんですが(極端)、
従業員もステークホルダーに入れることで、
従業員給与や福利厚生が仕事に見合っているか考えながら
バランスよく運営し、企業の存在意義を高めていくという感じでしょうか。

 

ステークホルダーを個人で考えよう

自分のステークホルダーを設定しよう

仕事上で自分のステークホルダーって誰でしょうか?
私であれば、クライアントの担当、上司、同僚、部下が利害に関係する人たちです。
直接的な関係性であれば、クライアント2人、本社の上司2人、同僚2人、部下4人。
合計10名です。この10名は常に意識して仕事しています。

逆に言うと、この10名さえ満足しれくれれば、自分の仕事が成り立ちます。

そういう考えで仕事をした時に感じたメリットは大きく分けて2点です。

人間関係でのメリット

会社って結構色々な登場人物がいて、どの人にも良い顔しないといけないなとかで、
自分の仕事がブレることが多かったのですが、
ステークホルダーに限って仕事をすることで余計な気遣いやプレッシャーが減って、
自分の仕事のミッションがシンプルに考えられる様になりました。
そして無駄に飲み会に誘われません!(誘いたくないのかもしれない、、、)
しっかり家に帰って家族サービスもできますよ、、、

仕事量でのメリット

部下の部下や、違う部署の上司から仕事をお願いされることが無くなり、
言い方は辛辣になりますが、
自分の利益にならないにならない仕事をする必要が無くなったので、
本来すべき仕事ができる様になりました。
そして「次に何するかな」といった未来への投資に時間が使える様にもなりました。

縦ラインがしっかりした会社であれば、そんな事はないと思いますが、
日本って慣習がルールになりがちなので、関係性と仕事が連動しがちですよね。

 

ステークホルダーを意識したチーム運営

ステークホルダーを意識する理由

上記のメリットにもある様に
ステークホルダーを意識する理由は「ミッションの明確化」と「仕事の効率化」です。
私のチームでは、10人程度が適正人数なので、それをベースにチーム設計をしています。

チームルールと設計

 

チームルール

直属の部下には常に味方でいる事。不満があれば自分の上司に伝える事。

 

チーム設計
  • 私の部下は、上司1人、同僚3人、部下6人で、合計10人。
  • さらにその部下は上司1人、同僚4人、部下8人で、合計12人。
  • さらにその部下は上司1人、同僚1人、部下10人で、合計12人

具体的な運営方法

私の所に部下の部下が来ても、「それは〇〇さんに承認もらおうか」と流したり、
周知については部下の部下には直接伝えず、部下からしてもらったりと、
レイヤーに裁量を与えつつ、日頃からステークホルダーを意識する様に行動しています。

人によって上手くできたり出来なかったりするのですが、
理解の深い人は、仕事もシンプルに良い結果でますし、仕事を楽しそうにこなします。
それの甲斐もあってか、
他の部署よりうちのチームはひ、、、未来の仕事に時間の投資が出来ています。

 

まとめ

ステークホルダーを意識するとチームビルティングに繋がる

一見組織をバラバラにしている様に見えますが、
上司と部下の要点は繋がっているのでチームミッションはシンプルに縦に落ちていきます。
そしてそのシンプルさが、チームのブレをなくし、
チームが同じベクトルになる、チームビルディングに繋がると感じています。

皆さんのチームはどうでしょうか?
皆さん自身はステークホルダー意識して仕事できてますか?
自分の利害関係者整理すれば、シンプルに仕事できると思いますし、
自身のマネジメント、チームのマネジメントにオススメの思考法だと思います。

 

以上、みなさんの人生の判断材料となれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。